自宅でできる簡単にむくみをとる方法
誰もがかかえる悩み「むくみ」。朝履いていた靴が夕方になるときついなんて、経験のある人も多いのでは?
今回はむくみの原因やしくみ、予防法や解消法をまとめてご紹介していきます。
簡単にむくみをとる方法
運動をする
血液循環は心臓のポンプだけではなく、全身の筋肉の収縮による筋ポンプ作用の力でも促進されています。
そのため、筋肉量が少ない人は筋ポンプ作用の力も弱い場合が多く、血液循環が滞りむくみやすくなります。
筋肉量を増やすような運動ができなくても、同じ姿勢をとらないよう、簡単な体操をして体を動かすことを意識しましょう。
湯船につかる
お風呂にお湯をためて、ゆっくりつかることで、血液の循環が良くなり老廃物の排出を促します。
また、水圧によってリンパの流れが改善されることで、むくみの解消が期待できます。
忙しくてシャワーで済ますような場合でも、温まった入浴後にマッサージをすると効果的。
半身浴をするのもおすすめです。
つま先立ち・屈伸
つま先立ちはふくらはぎの筋肉を使うので、血液を流すポンプ作用を促します。
椅子に座ってやる場合は、膝を合わせて90度に曲げ、この状態でかかとを上げ下げします。
10回を1セットで、はじめは無理せず1セットからやってみましょう。
足裏と足首のマッサージ
足はリンパがたくさんある場所です。ここをマッサージすることでリンパの流れがスムーズになります。
まずは、足裏全体を指側からかかとの方向へゆっくりとさすりましょう。
くるぶし周辺もリンパの滞りやすい場所です。足首全体をくるくる回したり、くるぶしを下から上へやさしくさすりましょう。
やっぱり見直そう食生活
夕食時に味の濃い外食を食べ過ぎて、さらに濃い味付けでお酒もすすんでしまうと、顔がむくみやすくなります。外食は家庭料理よりも味付けが濃く、どうしても塩分の量が多くなります。
血中の塩分量が増えると、身体は上手く水分を排泄できなくなるため、体内の水分量が増え、むくみます。
顔のむくみはその水分が、皮膚や皮下に余った状態です。
炭水化物や糖質を摂りすぎると、体内に余った糖質は水分を多く含んで脂肪と変化します。
水分をたくさん含んだ脂肪が顔につくと、顔のむくみの原因になります。
おわりに
最近はパソコンやスマホ、仕事やコミュニケーションのIT化が進み、会話をすることも減り、顔の筋肉である「表情筋」を使わないことも増えました。
起床時に顔がむくみやすいのも、就寝中は顔の筋肉を動かしていないのも原因の1つです。
心当たりがある方は、目を力いっぱい開く・閉じる、口を大きくあける・力強くすぼめる・全力の笑顔を作ってみるなど、顔を動かしてみたり、上述のマッサージをして筋肉(表情筋)を動かしましょう。