乾燥肌・敏感肌におすすめのシアバターでスキンケア!
シアバターとは?
シアバターとは、シアの木(シアバターノキ)の実の種から採れる天然の植物油脂です。
アフリカの万能薬、シアバターは、アフリカのサバンナ地帯に生育するシア(カリテ)の木の種子から採れる保湿力の高い植物油脂。常温では固形のため、オイルではなくバターと呼ばれています。
ガーナ北部では1000年以上も昔から厳しい乾燥からお肌を守るために、天然の保湿クリームとして使われてきました。
シアバターの特徴
シアの木が分布する地域では、古くから食用や万能薬だけでなく、厳しい紫外線や乾燥から肌を守るための保湿クリームとして愛用されてきました。
一部の地域では、生まれたての赤ちゃんの全身に塗る習慣もあるほどです。
シアバターの美容成分
シアバターは肌馴染みの良いオレイン酸、ステアリン酸が主な成分です。
親水性があり、肌を柔らかくするといわれています。カロチノイド 皮膚や粘膜の再生を助け、丈夫にするといわれています。
更にシアバターには、トリテルペンアルコールやトコフェロール(天然ビタミンE)をはじめとした豊富な微量成分が多く含まれていて、保湿効果やお肌を保護、再生する力があるといわれています。
トコフェロール 天然のビタミンEで酸化防止効果があり、皮膚の血液循環を良くする働きがあります。
シアバターで肌ケアをはじめよう!
人々の肌をなめらかに保ってきたシアバター。
原産諸国では、保湿だけでなく食用や塗り薬としても親しまれています。
シアバターには、人の肌を覆っている皮脂膜とよく似た成分(オレイン酸、ステアリン酸)が含まれています。
そのため、乾燥し敏感に傾いた肌にもなじみやすく、角質層を整えながら、しっかりと保湿します。
シアバターは年齢や性別を問わず、老若男女すべての人が使用できる画期的な天然の保湿クリームです。
比較的どのようなタイプの肌質の人にも使うことができるため、ひとつ持っておくだけで肌を乾燥から守ってくれます。
加えて、シアバターには挙げたらきりがないほどいろいろな使い方ができるというメリットがあります。
頭から爪の先まで安心して使うことができるため、毎日の保湿ケアに取り入れて、使い心地を楽しんでみましょう。
また、気になるところに塗っておくだけで保湿効果をもたらしてくれるだけでなく、皮膚や粘膜を再生してくれ、肌の老化を防いで美肌効果をもたらしてくれます。赤ちゃんのデリケートな肌にも使うことができるため、家族みんなで使う保湿クリームとして最適といえるでしょう。
シアバターの副作用は?
これだけの成分を含んだシアバターですが、気になる副作用はどうなのでしょうか?
アレルギー反応
シアバターは天然のシアの実を使用して生産されています。
そのため、ナッツアレルギーを持つ人はまれにアレルギー反応を起こす場合があります。
- 痒くなった
- 赤くなった
- 肌が荒れた
こういった症状がみられる場合、シアバターの副作用の可能性があります。
ただし! シアバターには精製と未精製の2種類があります。
未精製のシアバターの方がスキンケアには良いとされていますが、化学成分を使用していない分だけ、シアの皮や実などの不純物が残りやすくなっています。
アレルギーを持っている場合、わずかに含まれている不純物に反応してしまうことがあるのです。
アレルギー反応が不安な場合は精製されたシアバターを使用していみると、アレルギー反応を起こさないことがあるそうです。
そのため、どちらを使用するにしても不安な場合は、一度パッチテストをしてから使用をしましょう。