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髪を黒くする「チロシン」の効果と白髪を防ぐための2つのポイント

髪を黒くする「チロシン」とは?

髪の毛の色はメラニン色素の量で決まりますが、メラニン色素が多ければ黒く、メラニン色素が少ないと白く見えます。

メラニン色素」の元となるのは「チロシン」という物質。

「チロシン」とは、サプリメントや美容ドリンク・シャンプー等でもおなじみの「アミノ酸」の一種です。

私達の髪や肌等はすべて「タンパク質」から作られているのですが、そのタンパク質の原料となっているのが「アミノ酸」ということになります。

髪の生成には様々なアミノ酸が使用されており、中でも「チロシン」は「黒い健康な髪」を作るために必要なアミノ酸の代表格となっています。

チロシンの髪への働きと特徴黒い色素を作り出す原料黒色素私達の髪が黒く見えるのは、髪に「メラニン色素」という黒い色素が入っているためです。

このメラニン色素は、体内の「チロシナーゼ」という酵素とアミノ酸「チロシン」が合わさることによって生まれます。つまり「チロシン」は、黒い髪を作るための「色の元」となるアミノ酸なのですね。

チロシンが不足してしまえば、いくら髪が伸びても髪には色素が入ってくれず、色素の入らない髪=白髪が生まれてしまうことになります。

また、白髪を生んでしまう原因には「ストレス」があることはご存知の方も多いでしょう。

特に悩みがあるという場合ではなくても、やる気がなんとなく出ない・集中力が湧かないといった時には、脳が疲れている状態=ストレス負荷が強い状態ということになります。

ストレスによって自律神経が失調したり血行が不良になることで、白髪が生まれやすい状態になってしまうのです。

食べ物や生活習慣からもヘアケアを

髪の毛の約8割はタンパク質でできており、ほかに脂質、水分、ビタミンやミネラルといった微量元素からつくられています。年齢を重ねていくと、「白髪」に悩む人は多いものです。

白髪が増えてくると、実年齢よりも老けて見られてしまい、定期的にカラーリングしなくてはいけないので、女性にとって悩ましい問題です。

なので『栄養不足』になってしまうと、髪に栄養が届かなくなり、どんどん髪の毛がやせ細っていきます。

多くの女性は日々、無理な食事制限ダイエットに励んでいますが、髪の毛にとって無理なダイエットは禁物。
髪の毛が細くなる一方ですので、しっかりと栄養を摂ることを意識しましょう。

チロシンを多く含む食品

・乳製品(チーズ・ナチュラルチーズ・プロセスチーズ)
・魚介類(にしん、カツオ、まぐろ、かずのこ、たらこ)
・豆類(納豆、豆腐、アーモンド)
・鶏卵、卵白などの卵類
・果物類(りんご、バナナ、アボカド)

ナチュラルチーズだけでなく、プロセスチーズにもチロシンは含まれています。ただ、お腹の状態を整えて栄養吸収率も上げてくれる発酵食品であるナチュラルチーズの方がおすすめです。

また、豆腐や納豆などの大豆食品でもチロシンは十分に摂取できます。

和食であれば、カロリーも低いので、ダイエット中や血糖値などが気になる方でも無理なく日常的に摂取をすることができますね。

白髪を誘発する2大NGとは!?

インスタント食品や油っぽいものは大敵

インスタント食品やジャンクフード、脂っぽい食べ物というのは頭皮にも皮脂を分泌させてしまうので血行が滞ったり、短期的にも髪にはマイナスです。

また酸化作用もあるため、結局髪の栄養に長期的にもダメージを与えてしまうので、できるだけ避けたいですね。

過度な飲酒も髪を細くする原因になる

『過度なアルコール摂取は髪を細くする原因』になります。適量であれば血行が良くなりますので、メリットになりますが、過度なアルコール摂取を行うとヤバいです。

なぜなら、体内のアルコールを分解する為に、ビタミンや亜鉛が大量に消費される事になるからです。ビタミンや亜鉛は髪を生成する為の重要な成分です。

これらの成分がアルコール分解により消費されてしまう事で、髪に必要な栄養が不足してしまう最悪な状況になります。

おわりに

こうしてみてくると、白髪にいい食事=アンチエイジングにも良い内容だと思います。

もちろん、こうした食事をとれば即効果が上がると保証できるものではないのですが、白髪のみならず体全体の老化に対抗するためのヒントがたくさん詰まっているのでぜひできることは実践していきたいものです。

チロシンは、さまざまな食品に含まれるので、不足することはあまりないですが、
髪の毛を黒くするためにチロシンを摂取するには、食事だけでは足りません。

そういう場合は、サプリメントを上手に活用するとよいでしょう。