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免疫力を高める食べ物、栄養素について

風邪やインフルエンザ、花粉症などに悩まされないように日頃から免疫力を高めておきたいと思う人は多いでしょう。

そこで今回は、免疫力を高める食べ物や栄養素について紹介いたします。

今回紹介するのは「LPS」という成分ですが、いきなりLPSと言われてもよくわからないと思いますので、まずは免疫力について基礎的なことからお話いたします。

免疫力とはどういう意味?

免疫力という言葉は、雑誌やテレビなどでも使われる機会が増えているので、よく聞きますよね。

では、「免疫力」というのは、どいういう意味だと思いますか?

多くの人は、免(まぬがれる)疫(疫病などの感染症)力(ちから)という文字通り、風邪などの感染症から免れる力だと理解されています。

確かにこれも間違いではありません。感染症の原因となるウイルスや細菌から体を守ってくれるのも免疫の力です。

ですが、これだけではありません。人間が病気をすることなく健康でいつづけるためになくてはならない力なのです。

元気なうちは当たり前だと思っていますが、健康でいられることこそが、この免疫の力のおかげなのです。

免疫力を高めるために重要なマクロファージ

マクロファージは免疫細胞の1つで、免疫システムの中で最も重要だといわれています。

マクロ(大きい)ファージ(食べる)という言葉通り、大食細胞と称されるほどで、体外から侵入してきた病原菌やウイルスなどを処理してくれます。

また、体の中に溜まった老廃物も食べて除去してくれる働きもあるため、体の中を常にキレイに保ってくれる役割も果たしています。

つまり、マクロファージが元気に役割を果たしてくれることで、体内をキレイに保つことができるので、このマクロファージを活発な状態に保つことこそが、免疫力を高めることにつながるということになるのです。

免疫力を高めるLPS

LPSというのは、リポポリサッカライド(Lipopolysaccharide)の略で、日本語では「糖脂質」あるいは「リポ多糖」と呼ばれる成分です。

LPSを摂取するとマクロファージを活性化させることができるので、健康的な体を維持するだけではなく、さまざまな病気の予防にも効果が期待できるとして注目されています。

このLPSは、野菜や穀類など土で育つ野菜に多く含まれています。

これは、LPSが土壌に含まれる細菌の一成分だからで、無農薬で栽培された野菜には、特に多く含まれています。

LPSが効率よく摂取できる食材

では、効率よくLPSを摂取するために、どのような食材に含まれているのかを詳しくみていきましょう。

野菜、果物類

れんこん、じゃがいも、長芋、明日葉、かぼちゃ、トマト、さつまいも、大和芋、キャベツ、レタス、白菜、人参、だいこん、生姜、ごぼう、かぶなど

まず、特に多くのLPSがいるのが、土壌の中で育つ根菜類のれんこんじゃがいも長芋などです。

LPSは土壌の中にいることから、皮に多く付着していますので、できるだけ有機野菜や無農薬などの自然農法で作られたものを選びましょう。

農薬や科学肥料などでLPSの量が減ってしまいますので、摂取しているつもりでもできていないということにならないよう、ご注意ください。

穀類

玄米、金芽米、金芽ロウカット玄米、ふすま粉、全粒粉、十割そば、キビ、発酵ライ麦パン、玄米アンドブランなどのシリアル

LPSは、小麦や米などの穀類でも摂取することができますが、精製された状態になると、LPSはほとんどなくなってしまうことがわかっています。できることなら、茶色系のものを選ぶようにしましょう。例えば、玄米金芽米などが好ましいです。パンが好きな人は、発酵ライ麦パンがおすすめです。

豆類

豆類では、皮ごと口の中にいれて食べる枝豆がおすすめです。大豆にも豊富やLPSが含まれているのですが、乾き物などの加工する途中に、LPSも一緒に水に流されていなくなる可能性が高いので、効果を期待できるほど摂取することはできません。

そのほかにも、もずくめかぶ昆布などの海藻類、ひらたけなめこしいたけなどのきのこ類、くるみごまなどの種実類、そして、根茎や実が原料となっているナツメグターメリックトウガラシなどの香辛料にもLPSはたっぷりと含まれています。

まとめ

今回は、免疫力を高めるマクロファージを活性化させるために、れんこんや枝豆などに含まれるLPSを摂取するとよいというお話をいたしました。

参考にしていただき、日常に取り入れていただければ嬉しい限りです。